激闘!CarNAVI装着〜その9
AstonMartin V8 Vantage 禁断の固定モニター      2006.7
時は納車のはるか前・・・・・実は禁断のカーナビ・取付けプロジェクト(おおげさ)が、スタートしていたのでありました。 まずは構想から・・・
パーフェクトなインテリアのバンテージ・・・完璧すぎてカーナビのモニターを取り付けるところがありません(-_-;
さて、どうすれば良いのか・・・・
アメリカでは、ポップアップ式のモニターがオプションで取り付けることができるそうです。でも日本ではディーラーオプションはありません。 バックミラーに被せるタイプの「バックミラー内臓モニター」も発売されています。(画像は純正のバックミラー)
さて、ナビ・フリーク(^^ゞの私めはどうするのか?
自分はいつもナビを見ながら運転してるので・・・
 ナビを使っている状態でもカッコ良く
 タッチパネルにて操作(手が届きやすい場所で)
 やはり見やすい大きな画面
 自分で取り付けるので複雑な構造は無理(^^ゞ
一説によるとポップアップ式のナビを取り付けるには、スモールカー1台分ほど費用が掛かるとのこと(!)
必然的に自分で取り付けることにします(^^ゞ
 
・・・という訳でさっそく調査・調査っ!
まずは、DB9にて調査・・・
このころはバンテージがまだ発売されてなかった(^^ゞ
内部はこんな構造・・・・う〜〜〜ん(-_-
時は流れ・・・・待ちに待ったバンテージが遂に発売〜! 若青牛様のご好意でバンテージ・フェイシャル内部の寸法を測らせて頂きました。 本当にありがとうございました!
DB9&バンテージを調べた結果、意外にも若干内部の構造が異なっていました。
バンテージの方が少々内部にスペースが広い(^_^);;
 
「よし、いける!!!」
 
構想1年、調査6ヶ月・・・
綿密なサーベイと各方面の絶大なご協力のもと
世界初の禁断の計画(^^ゞ(右画像)
を考えました〜!
 
 ※DB9、バンテージ、DBS、ラピードにおいて
  (当サイト調べ(^^ゞ)
・・・と言っても単にオンダッシュ用ナビのモニターをフェイシャルに埋め込むだけなんですが(^^ゞ 2DIN一体型は奥行きの問題でNGでした (画像は写真合成) バンテージのフェイシャルは、標準は濃いグレー、オプションはピアノブラックのみ。Myバンテージのシートはケストラルタンなので、バーズアイのウッドで華やかにしたい(^^ゞ
 ・・・という訳で、世界初固定モニター方式による、カーナビ・インストール計画がスタートいたしました!
機種はオンダッシュ型のカロッツエリアのナビを奮発!
安くて親切
(本当)あきばお〜さんにお世話になりました
実は予備のフェイシャルは、だいぶ前に買ってあったんです(^^ゞ
いよいよ実車のフェイシャルも外します。気合いを入れて「エイッ」とやると外れます。お〜恐ッ・・・・
うん、事前調査通りの内部構造・・・
若青牛様、ありがとうございました!
あたりまえですが、同じもの・・・
エアコンの送風口&スターターボタンはこんな風に付いてます
フェイシャルの表面は模様付きのアルミ板が被さってます。
左から、元のフェイシャル、皮を剥いたフェイシャル、そして皮のみ(^^;
CAMUSさん、シモスンさんが、激励にきてくださいました(^_^);;
いよいよ禁断のフェイシャルカット!
もう元には戻れません(-_-;
ミシンの様な電動糸ノコ・・・奮発して設備投資!
送風口の移設の為、切り抜きます。
あ〜あ、やっちゃった・・・
イメージを膨らませて・・・・と(^_^);;
モニターの枠をどこまで見せるか・・・・
3つの案でシミュレーションしてみます
完成図はこんな感じ・・・かな!?
とうとう切り刻んでしまったフェイシャル・・・・・果たしてどうなるのか!?
モニターが下に来て、その上にエアコンの送風口
モニター形状に合わせて、下部をカット・・・・
中央部もごっそりと、クリヌキました(^^ゞ
送風口とナビモニターで、ミリ単位の凌ぎあい・・・
送風口のベース?を如何に水平に取り付けるかがポイント
エポキシ系樹脂で固定。続いてモニター取付部の「建築」に入ります
フェイシャルのRにそって、補助板を仮止めします
いよいよFRPの登場!「やす・スタイル」への初めの山場・・・
補助板に剥離材を塗って、グラスファイバー&FRP樹脂を裏側から重ねていきます
表側はこんな感じ・・・
ヒーターを当てて硬化を促進したりして・・・(^_^);;
補助板を剥がすと、土台のベースが出来ました。これからモニターに合わせて削っていきます。
それにしてもFRPを使うと

いつもクワクワ状態に・・・・

手に付くと特殊な薬品(アセトン)

でないと取れません(-_-;
モニター形状に合わせて、増築したFRP部分を削っていきます。誤差は0.5mmまで・・・
フェイシャルの曲面と、モニターの厚みのせめぎあい・・・この角度がギリギリの妥協点です
表面を滑らかに仕上げる為、微修正を重ねます
はたして、モニターの固定はどうするのか・・・
結構難問です
まずは純正のスタンドから、使えそうな金具(ネジ程度ですが)を外します
4本足のプレートを作成し、裏面から保持・・・
題してヒトデ・マウント 
名前はどうでも良い?(^^ゞ
型紙をとって、ボンデ鋼板を切り抜きます。あえてアルミ版を使わずに鉄の柔軟性を生かします
結構苦労するんです・・・
こんな板、1枚作るのも(-_-;
軽量化のための穴も開けます・・・・なんて
本当はモニター裏のスピーカーの為
アーチ状の立体構造・・・4本の足は既存の送風口取り付け部などと共締めします
裏側で見えないところですが、黒く塗ってお化粧を・・・
モニターに接続するケーブルは、見栄えをスッキリさせる為か、取付金具と一体型・・・・
なのでここもばらして・・・
ケーブル単体にして接続します。
送風口を仮組みしてみると・・・
どうも隙間が多い・・・
チリがこんなにある(-_-;
アルミ板の表皮?を剥いだので、どうしてもチリが増えちゃう。要・加工です・・・・
あわせてモニター下部の「カクカク」デザインに合わせて・・・
クリアランスを微調整・・・
0.5mmの精度でクリアランスを詰めていきます
非常に地味な作業が続きますが・・・・
美しい仕上がりの為には、大事なところ(^^ゞ
送風口&モニターの位置決めが完了したパネル・・・
微妙な”チリ”の調整も・・・
ばっちり!(^_^);;
仕上げは、木目調シートの予定です
そして最後の大物、スターターボタン!
どこに移設するか・・・純正はこの位置
とにかくスターターボタンを外します。
ネジを山ほど使ってます(-_-;
移設先は、利用頻度が低い左端のボタンか・・・
シフトノブに埋め込むか・・・
時計の位置に埋めるか・・・
日本仕様では使ってないメクラ蓋の位置か・・・
様々検討した結果、操作性&加工難易度を・・・
考慮してこの位置に決定!!!
パネル裏のクリアランスもOK!
ホールソーを微調整して(0.5mm縮小)
まずは穴空けテスト
いよいよ本番・・・
裏の干渉を避けてギリギリに位置決めします
あ〜、やってもうた〜!
もう元には戻れません(とっくにそうですが(^^ゞ)
うん、カッコ良い!
さてボタンの固定はどうしたもんか・・・
とりあえず、標準の台座?を短くカットします
受けになるナットを樹脂で固定・・・ここにネジ留め
スターター付きました〜!!!
これで各パーツの位置は確定〜!
いよいよ難題の送風経路の変更です
移動した送風口と内部のダクトの
”ずれ”はこのくらい・・・
送風口をはめ込む構造です
この”ずれ”をどう吸収するか・・・
慎重にずれ具合を計測します
うん、どうにかなりそう・・・
というか、どうにかしなくては(^^ゞ
目処が付いたので・・・・
パネルの表面の加工に入ります。
吟味に吟味の結果、ベルビアンを採用!
サンプルを多数検討して・・・
この木目シートに決定!
かなり質感は良いです・・・高いけど(^^ゞ
本物の木目(つき板)も検討しましたが、素人には3次元曲面は無理・・・このシートでどこまで質感をだせるかが勝負です(^_^);;
いよいよ、オリジナルコンソールのお化粧です
気合いを入れて木目調シートを張るも・・・
あえなく失敗・・・(T_T;
3次元の曲面なので・・・
熱を加えながら、伸ばしながら
張りながら、貼っていきます・・・
最高の集中力で今回は成功!?
コーナーも熱を加えながら
Rに沿って貼っていきます
そしてもうヒトヤマ・・・
クリアの塗料を吹いて・・・
乾かして・・・
水研ぎをして・・・
一部ガラを修正して・・・
吹いて、乾かし、水研ぎ・・・吹いて、乾かし、水研ぎ・・・と10数回は行いました。これでテロテロに仕上げていくのですが、膨大な時間がかかります
これまではコンソール改造がメインでしたが・・・
いよいよ配線にとりかかります
ちなみに荷物置き場の下がバッテリー
助手席足元がFUSE-BOX
センタートンネル付近も・・・
外して配線経路を確保します。
諸般の事情にて・・・
メーターナセル周辺も・・・
外しまくります(^^
車速パルスがどこかにあったはず(^^ゞ
とにかくグジャグジャ・・・
これを無駄なくミスなく、接続していきます
メインユニットは・・・
トランクにセット!
平行してフェイシャルも仕上げていきます
フェイシャルもどうにか形になってきました
エッジの加工もいい感じ(^^ゞ
0.1mm単位の調整が続きます
本当に苦労の連続です(-_-;
こちらが車速パルス
苦労したものの接続テストもOK!
でもまだまだここまでは序の口・・・
送風口の移設は・・・
困難を極めました(T_T;
空気漏れが無いように・・・
送風経路を新設します
切った張ったの・・・
現物あわせ・・・・
応用力の勝負でした(-_-;
フェイシャルも最終仕上げ
10回に及ぶ塗装と研ぎでクリアを重ねます
モニター固定金具もボンデ鋼鈑から作りました
いよいよ、総・作業工数・・・
数100時間及ぶ作品?が遂に完成〜!
涙が出るほど嬉しかったです(^_^);;
う〜ん、自然な感じがGOODです(^^;
ちなみにこちらが、標準のインパネ
夜間もばっちりキレイでしょ(^^;
  以上、「禁断の固定モニター式ナビ」のレポートを掲載させていただきました。
モディファイ作業も膨大な時間がかかりましたが、レポート連載もこんなに膨大になるとは思っていませんでした(^^ゞ
自分のクルマだからこその(=リスクが取れる)、大掛かりなナビの取り付けでしたが、苦労の甲斐があって大満足でした!
地味な?レポートに長々とお付き合い頂き、本当に皆様、ありがとうございましたm(_ _)m 良い子のみんなは真似しないでね(^^ゞ
 
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