Ferrari DINO246gt オーバーヒート解決への道 vol.3  overheat  2017.4
ウォーターポンプのインペラー空回り事件と
アポロ13号作戦を敢行して
どうにか直った(と思われた)
ウォーターポンプ。。。。
ファンベルトを張って
いよいよエンジンを再始動すべく・・・
冷却水を入れて、っと。
一応これが、ウォーターポンプ「アッシー」です。
注)アッシーとは、アッセンブリー
(=いくつかの部品が組んである丸ごとの部品)
の意味です。
  ファンベルト張って、冷却水入れて・・・エンジンスタート! 
「キュルキュル〜〜〜」

あれ?ベアリングへの負荷を軽くするために、ちょっとゆるく張りすぎちゃったかな?
DINOのファンベルトの張り調整はすごくめんどくさいんです。
車体をジャッキアップして、寝そべって、19mmと17mmのナットを2箇所緩め・締めます。
エンジンルーム内に手を突っ込むので腕がキズだらけになります。
それはそうと、ちょっとベルトをきつく張りなおして、再度エンジンスタート!
キュルキュルキュル〜〜〜」
あれ、まだ緩かったかな?
あ〜〜〜面倒くさいけど、またもぐって・・・と一連の作業。
わかりました・・・きつく締めればいいんでしょ!かなりきつめに張りました。
で、再度エンジンスタート!
キュルキュルキュル〜〜〜!!!」
ちょっと待った!これはおかしい。。。
キュルキュルいうエンジンに手を突っ込んで、おそるおそるファンベルトを触ります
(良い子は真似してはいけません。危険だから
「あれ?ベルトが回ってない・・・」

ここで再度、思考停止・・・(>_<)

ファンベルトが関係しているプーリー(滑車みたいなの)は3つ
1)クランク・・・エンジンの出力
2)オルタネーター・・・発電機。発電するためにエンジンの動力を使う
3)もちろんウォーターポンプ・・・エンジンを冷やすための水を循環するためにエンジンの動力を使う

エンジンが掛かってるんだから、クランクはもちろん回ってる
オルタネーターは、今回いじってないので、問題ないはず
やっぱり、ウォーターポンプ・プーリーが回ってない=固着してるとしか思えない
でも回ることは、何10回も確認してるし・・・

やっぱり原因が分からない。。。。
   
とにかく手を動かさないと
解決しないので
ウォーターポンプ・プーリーを外します
プーリーを外して
軸を回すと、するする回ります
問題なし・・・
つまりプーリーを取り付けると
回らなくなる。。。
旧ウォーターポンプ・ハウジングを
観察すると・・・
端が削ってある!!!
テストにプーリーだけ取り付けて
(ベルトは掛けない)回そうとすると
回らない!!!
原因は、これだ!!!!
ベルトサンダーで
ハウジングの角を落とします
今回、アッシー交換としたので
ハウジングがおNEWです
だからこの問題が発生しました
当初の設計が甘かったのか
プーリーの肉厚が暑いのか・・・
削った跡にプーリー(だけ)を
取り付けてテスト・・・
するする回る〜〜(o^-')b
再度ファンベルトを
(ゆるめにw)張って・・・
エンジンスタート!
きゅるきゅる、言わないwww
あ〜ここまで長い道のりでしたが
ついに直ったかな!?

昨年の代官山でのDINOミーティング(モークル)の時に
発生した、水漏れ事件・・・

ウォーターポンプ・ベアリングを交換して修理するも
yuzuさんのマクラーレン570GT納車オフの道中で
オーバーヒート事件発生。

本当に原因が分からなかったけど
サーモスタット抜いてのてのテストを経て
インペラー空回りという事を突き止め
部品を再度海外発注して、アッシー交換で対応。

途中、サーモハウジング・とりつけボルトを斜めに挿してしまい
タップでさらい直したときに、針金が落ちて・・・
アポロ13号作戦で無事乗り切る。

これで完成と思いきや、ファンべルト・キュルキュル事件が発生。
ウォーターポンプ・ハウジングを削ってのどうにか解決。

トータル・・・
ウォーターポンプを2回組んで
サーモスタットを1回抜いて
ファンベルトを4回張って
インナーフェンダーを2回脱着して
リア右タイヤも2回脱着して
クルマのジャッキアップは5回位したかな?

いやはや、旧車は本当に大変です!?(´〜`;)

<オーバーヒート解決への道・完>
 
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